こんにちは。大好きな石で作品を作っているAKIKOです。
どんなことが作品としてできるか、常に考えながら石と向き合っています。
今1番やってみたいことは、「大きな動きを持った小さいサイズの作品をつくる」ことです。
ちょっと、抽象的な表現でわかりずらいですね。
どんな作品をイメージしているのか、
・作品の大きさ
・動き
・素材
以上の主な3つの観点から具体的に書いていきます。
よかったら読んでみてください。

|作品の大きさ
私のこれまでの作品で大きめのものは 100 x 47(cm) や 90 x 60(cm) などです。
作品としては迫力がでて、画面の中でできることも多いので、ある意味「見ごたえ」があります。
ですが、飾るには相応のスペースが必要ですし、保管や展示の際の運搬なども大変です。
小さい作品は、10 x 10(cm) のものがあります。
これは、額縁用のマット用紙を使った自作のフレームで作っています。
結構お気に入りですよ。
「小さくて飾りやすい」ということがポイントでご購入いただくことも多いです。
その中間のサイズもいろいろと制作していますよ。
既成の額縁に当てはまるサイズのものもあれば、長細いものや変形のものなどもこれまで作ってきました。
どのような場所にどのように飾るものなのか。
そのイメージを持ちつつ、作品の世界も作っていきます。
今また作ってみたいのは、小ぶりの作品。
一般的な住宅でも難なく飾ることができる控えめサイズを作りたいなと思っています。
|作品の動き
動きといっても、物理的な動きではなくて、動きを感じる作品というお話です。
(物理的にゆらゆらしたりクルクル動く作品も興味がありますよ。)
さきほど、大きめの作品は迫力があって、ある意味見ごたえがある。と書きましたが、それと同じようなことです。
ベタッとした不動の作品より、グワーッと動きのある作品って魅力的で、私は好きです。
激しい動きじゃなくていいんです、かすかな動きもまた美しくてステキです。
石にしても花にしても、小枝にしたって、それぞれがそれぞれの完成された動きを持っていると思うんですよ。
それぞれの動きを合わせてさらに大きな(大きくなくても濃厚な)動きを作品画面に作り出せたらいいな、と思って制作に取り組んでいます。
そういった意味では、大きなサイズだと、材料を配置できるスペースが広いので、手数は多くなりますが、全体の構成からみると、細かな調整がしやすく大きな流れが作りやすいです。
逆に、小さなサイズだと、使える材料も限られるので、それらで全体のまとまった動きを出すことは難しく感じます。
60cm以上の大きな作品と10cmくらいの小さな作品では、素材の動きの見せ方も異なりますよ。
今取り組みたい作品はそのちょうど中間くらいのサイズで、どんな動きをだせるか、いろいろと試してみたいのです。
|作品の素材
置物ではなくて、ジュエリーでもない、石の装飾物。を、テーマに、コラージュ作品を作っています。
材料は石の他に、木や造花、紙や紐などを使っていますよ。
もともと、造花でつくられたコラージュ作品をみて、そこに石も入れたらキレイだろうな、と思ったのが作品を作り始めたきっかけだったので、今も造花を使用した作品が多いんです。
ただ、花の素材は、ある程度サイズが決まっているので、大きめの作品では使いやすいのですが、小さめの作品では、花の主張がどうしても大きくなってしまうのが悩ましいところです。
その花の動きを活かした小さめの作品というのもありありですよ。
でも花以外の素材を使った作品にもどんどん取り組んでいきたいなと思っているんです。
|結局どんな作品をつくりたいの?
「たった今」は、ですよ、
『大きすぎず、小さすぎず、スキッとした動きが感じられる作品』
を目指しています。
できる限りシンプル
重厚感がある
動きがある
そんな作品を目指しています。
素材をしっかり観察して、吟味して、相性のよい石と合わせて、
気持ちよい流れのある作品を目指して作り続けますよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。